西河内の少路村ーOsakaMetroまちさんぽ/千日前線 少路駅

久しぶりの「まちさんぽ」、千日前線の少路(しょうじ)駅周辺を歩いてきた。

少路という地名、明治22年に中川村、片江村、大友村、腹見村が合併して少路村になったが、このあたり中少路(なかおじ)と呼ばれていて、そこから「中」を取って小路(おじ)村となったそうだ。
ややこしいが、メトロの駅名は少路(しょうじ)駅と呼ぶ。

最初のポイント、当時の少路耕地整理の記念碑。

その横には、片江村の宮跡碑。

向かって左側には、春高稲荷社蹟碑。

少し歩いたところに、偏増寺。

本願寺蓮如上人の孫に当たる園如上人が創建したそうで、5本の白線のある外壁は格式の高さを示しているそうです。
単なる模様ではなくて、意味があるんですね。

お昼は済ませてあるので、時間的には暑い時間帯を歩いている。
このコース、70分設定なので程よいウォーキング。

偏増寺のあとは、南に向いて暫く歩く。
清見原神社(大伴村)。
天武天皇が難波に行幸したときにこの地で休息したという伝承がある。

本殿。

さて次は、釈翠岩墓所???
解説によると、貞享元年(1684年)に旧中川村に生まれ、私財を投じて村の発展に尽くした社会事業家・住吉屋太郎右衛門の墓。剃髪して翠岩と号した。
なかなか見つけにくい場所にあったので、少し道に迷った。

解説。
こうやって出歩かないと、知り得ないものもある。

今回、ちょくちょく道を間違えた。
「まちさんぽ」の地図には目印も記載されているが、目印の珈琲店が地味で見過ごしたり・・・。
そもそも探す対象物も地域性の濃いものなので、宝探し的ウォーキングとも言える。

松尾神社跡(中川村)

今回、このコースの楽しみがもう一つ。
以前歩いた中高野街道(放出街道)、俊徳街道を一部通ること。
近くには北八尾街道もあり、少し北側には暗越奈良街道も通っている。

次は東少路の旧家の残る閑静な町並み(腹見村)とあったが、イメージと違ったからか見過ごしてしまった。それに、目印に地蔵とあったが、該当する場所には何も無く。
ただ、ひょっとしたら以前はあったのかなと思わせる場所はあった。

最後は、布施戎神社(足代村)。

昔、幼少のころ、実家はおもちゃ屋さんだった。
きっとここに来たはずなんだけどなあ。

帰りは、近鉄の布施駅からとした。
駅前の商店街。

なんとなく、この商店街は好きだなあ。
鰻屋さん。

大阪メトロの「まちさんぽ」、地域性があってちょっとしたウォーキングには最適かも。
さあ、帰ろう!

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