竜田越奈良街道(南海今宮戎駅〜JR八尾駅)①
竜田越奈良街道は、大阪と奈良を結ぶ街道の一つであり、龍田(三郷町の龍田大社付近)を越えることから「竜田越」とよばれるようになった。 大阪府内では「渋川道」ともいわれる。ただ「渋河道」という名称は、『続日本紀』孝謙天皇天平勝宝8年(756)、難波宮からの帰り道に「車駕」により「渋河道」を通って「智識寺行宮」に至ったという記事に登場するのみだそうだ。
8世紀中頃には、大和川(付け替えの遥か昔)の本流であった平野川の堤防上を通り、大和川を越えて右岸を奈良へと導いた。大和川付け替え後は必然的に大和川を越えないルートとなり、明治時代に入ると、国分村の北に国豊橋が架けられ、亀ノ瀬の対岸の大和川南岸壁を開削して新たなルートが開設され、現在は国道25号に指定されている。
古道の研究は柏原市のHPが詳しいので、興味のある方は訪れてください。
難波より京に至る大道を置く
さて、南海今宮戎駅。
まずは、今宮戎神社にお参り。
以前にも訪れている。
久しぶりの近鉄ハイキング〜上本町集合、上町台地をくるっと一周♬②
似たようなアングルで撮ってしまうもんですね。
道路上に案内板が設置されているが、このあたり観光スポットが点在している。
通天閣、新世界、スパワールド、天王寺公園、動物園、天下茶屋寄りには星野リゾートOMO7もある。インバウンドの外国人もよく見かける。
さてここが今回の街道の起点、戎神社前交差点。紀州街道との追分でもある。
大阪名物(?)、激安のスーパー玉出。
通天閣も見えてきた。
このあたり、大阪らしくて良いねー。
合邦辻閻魔堂。
以前歩いた、俊徳街道・十三街道の俊徳丸の難病がなおるという浄瑠璃のくだりなるのが、この閻魔堂。
1つ目の道標を見つけた。
明治30年の建立なので(にしては?)、文字がくっきり。
今は「すぐ 天王寺 平野」の方角に向かっている。
道標のあるのは、西蓮院というお寺の前。
法然上人を宗祖とする浄土宗の寺院で、脇には「西蓮院」と彫った石柱が埋もれかかっていた。
このあたり、お寺の紹介をしているとキリがないほど多い。
少し歩くと、一心寺さん。
久しぶりの近鉄ハイキング〜上本町集合、上町台地をくるっと一周♬②
天王寺界隈をぶら~り♪ ②
正面には、四天王寺が見えてきた。
今回は寄らないよ。
右に(南に)少し曲がって街道を行く。
再び、四天王寺の今度は南大門。
ここを起点にして歩いた街道が、下高野街道だった。
スタートしたばかりなのに、寄り道が多いね。
まあ、これも街道歩きの楽しみの一つかも。
励みになるので、ぽちっとお願いします!
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。