京街道から近松の名作『心中天の網島』の舞台へーOsakaMetroまちさんぽ/長堀鶴見緑地線 京橋駅

何度も訪れたり通過したり、おなじみの京橋をまちさんぽ的にぶらり。
地上に出ると、コムズガーデン。
開業35周年と言うから相当に古い。1990年の「国際花と緑の博覧会」開催に伴って、大阪メトロ鶴見緑地線開業と同時に開業している。
で、今年の「大阪・関西万博」を機にリニューアルされたようです。
地上は公園になっていて、1つ目のポイント延命子安地蔵。
ここからJR京橋の方に戻ると、2つ目のポイント。
文政9年(1826年)の道標がある。
京街道と古堤街道との分岐点にあったそうだ。
京街道
古堤街道
JR環状線の向こうにグランシャトーがそびえ立っている。
次は京阪本線の高架に沿って歩く。
二人地蔵尊というのがあるとのことだが、探してみたが分からなかった。
そのまま旧鯰江川(埋め立てられてある)の土手に当たる部分を歩き、のだばし阯へ。
京街道で鯰江川に架かっていた。
その少し北に行ったところにある行者堂。
山岳修行の修験道を再興したと言われる理源大師を祀っている。
道に戻って、京街道。
街道を歩いたのは、もう4年前になるのか・・・。
ビルの間に大阪城が見えている。
大阪城に続く、文字通り京橋。
その京橋の脇にあったのは、京橋川魚市場。
大坂の三大魚市場の一つだったそうで、石山本願寺の頃に漁民が集まって魚を販売したのが始まり。
石碑が立ててある。
ここから大川沿いに出発点に戻るが、ひとまず北の方向へ。
途中見つけた趣のある建物。
旧大阪市公館とある。
元々は迎賓館として利用され、なにわ迎賓館とも呼ばれていたが、2014年11月以降はレストラン・ブライダル施設「ザ・ガーデンオリエンタル・大阪」となっているって。
以前にも訪れている藤田邸跡公園に入ってみよう。
ちなみに無料です。
さむいので、人も少ない。
公園を出てもう少し大川沿いに歩くと、都島区由来記なる石碑が立っている。
都島に集落が形成されたのは、近世になって京街道が開発されて以降の事のようだ。
最後は大長寺。
門の横に解説板が掛かっている。
解説によると、
享保5年(1720年)10月14日、天満の紙屋の主人治兵衛と曽根崎新地の遊女小春が大長寺で心中する。近松門左衛門がこれを浄瑠璃にしたのが、『心中天の網島』で、二人を憐れんで立てられたのが比翼塚。寺の中にあるそうだ。
このあと出発点に戻って遅い昼食にした。
最近、暖かくなったり寒くなったり雨が降ったりと天候が落ち着かない。
出かけるのにも天気予報とにらめっこしてばかりいる。
年内は今回が最後かなあ・・・。
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