熊野街道(大阪編)JR天王寺駅〜南海浅香山駅②
安倍晴明神社を過ぎると、すぐに阿倍野王子神社がある。
大阪府内の九十九王子で唯一、旧地に現存している王子と言われる。
鳥居の下、真ん中に「阿倍野王子旧跡」と彫った石碑があった。
ところでここは最初の王子、窪津王子から数えて5番目の王子となるが、境内には第2王子と称された石碑がある。これは、王子の置かれた時代背景に影響されているようだ。
どうも戦国時代の戦乱により途中の坂口、郡戸、上野の各王子が焼失し、安土桃山時代には2番目の王子となったことから第2を称していると推察される。
拝殿。
有り難いことに熊野街道の石碑と解説も鳥居脇に並んでいた。
続いて、南へ南へ。
歩いていると、なんとなくレトロな建物が。
電車ともすれ違った。
姫松駅の駅舎というか、待合室というか。
なかなか無いよね。
この中で待っていれば、時間が逆行しそう。
姫松の駅舎を過ぎて街道としては東へ少し入るのだが、どのあたりか迷いそうになった。
こんなときに役に立つのが、やはりこれ!
大阪市はちゃんと示してくれている。
思った通り、ここを曲がったところに道標が出てきた。
おかげで迷わすに進める。
他市もこれを参考に街道の整備をしてほしいもの。
暫く歩くと、左手に立派な石碑が見えてきた。
なにかと思ったら、発祥の地 大阪府女子専門学校 大阪女子大学とある。
なるほど。
万代池公園の周りを辿っていく。
汗ばんできた。
12時も過ぎているのでお昼にしたいが、公園も暑そう。
万代池。
「池田屋本舗」
永禄年間(1558~70)から続く味噌の老舗。
この池田屋さんの前の四つ角が、住吉街道との交点になっている。
下の画像、左へいけば住吉大社に行き着く。
更に南へ。
いつもの大和川に向かっているが、その前に6番目の津森王子に寄ってみる。
と言っても、当初の王子は現存していない。
王子社は墨江小学校の敷地にあったと伝わるが確たるものはない。
その後、止止呂支比売命神社に津守王子が合祀されたとも言われるのでそこまで行ってみる。
言い忘れたが、今回の参考マップは大阪府の歴史街道ウォーキングマップだが、そこにもこの神社を津森王子としてある。
止止呂支比売命神社(とどろきひめみことじんじゃ)
本殿。
このあと昼休憩・・・マクドに寄った。
再開して、大和川。
最近、よく来るね。
今回は、遠里小野橋を渡る。
今回はこの辺で終わりにしておこう。
ちょうど南海浅香山駅の脇を通るので、ここから帰ることに。
先は、長いぞー。
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