西高野街道(南海堺駅〜北野田駅)①

京、大阪から高野山に詣でる道。
東高野、中高野、下高野はすでに歩いた。
なので今回は西高野街道に。

堺市の大小路を起点に河内長野までを2回に分けて歩いてみます。
この街道はその他の高野街道に比べても、一番整備されているかもしれない。

阪堺線に大小路駅もあるんだが、今回は南海堺駅からスタート。
昔はこの辺りまで海岸線が迫っていたので、船から降りて歩いたんではないかな。

10分ほどで大小路に到着。
道標には、「泉摂両国、堺南北両庄の界」とある。
泉州、摂津の境界であり、堺の南北の地域の境でもある訳だ。

大小路の交差点を渡ったところには案内板と道標。
ここからスタートするが、暫くは竹内街道と重複している。

このポイントは、竹内街道、紀州街道を歩いたときにも来ていて、
竹内街道は最初に街道歩きをした時の街道。
2020年2月だから4年前のことになるが、懐かしい!
竹内街道と横大路

今回は西高野街道を歩くので、その案内板を載せておこう。

見えてきたのは、堺市役所。

堺東駅の前で一旦南に向かうが、角には道標がある。

今回は河内長野を終点にするつもりだが、西高野街道は大小路から高野山女人堂までを結んでいる。
その間には安政4年(1857)の2月から9月にかけて建立された13基の里石がほぼ1里(4キロメートル)ごとにあり、その1つ目13里石がこれ。

またここで追分(分岐点)となっており、左へ進むと竹内街道。
右が今回歩く西高野街道となる。

暫く歩くと、南海高野線を越える。

越えるとすぐに見えてくるのが、仁徳天皇陵。
多少暑いが、風は爽やかなので今日は歩きやすい。

上の画像にも見えているが、歩道橋を渡る。
そこに西高野街道の文字が案内されていた。
ここから先、道標がやたらに多くなる。
最近、と言っても平成に設置された「西高野街道」という道標によく出会うことになる。

こんなところにも表示が。

仁徳天皇陵を越えるか越えないか位の位置に、新しい道標。
このパターンの道標が非常に多い。

国道から少し入った道。
この曲がりが何とも言えないが、この辺は道幅が意外に広い。
当時の街道が、こんなに広かったとは思えないが・・・。

MAPにあった「百舌鳥のくす」というのを探してみたら、どうもこれらしい。
画像の右隅に石柱があって「天然記念物」の表記が見える。
大阪府指定の天然記念物だそうな。

そろそろお腹が空いてきた。
今日は朝方出遅れたので、時間が押してる。
急ぎたいが・・・。

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