東高野街道(四条畷~近鉄瓢箪駅)①

四条畷から、東高野街道を再開。
今回四条畷へは電車を使わず、バスで行った。
以前にも書いたが、大阪の東側は南北に移動するには交通の便が悪い。今回も電車を利用すると、近鉄瓢箪山駅からいったん西に向かって、河内永和駅でJR東線に乗り換え、北上してJR放出駅で学研都市線に乗り換えて四条畷駅に至る。かなりの迂回になるわけだ。

なので、今回はバスにした。
バス旅行も楽しいぞ~。

新石切駅を通過。
偶然、レトロな感じに撮れた。

さて四条畷から歩くのだが、今回は歩道のない国道沿いが多いので慎重に・・・。

しばらく歩くと分岐点があり、ここからは旧街道らしい。

最初のポイントは野崎観音(慈眼寺)であるが、その手前にある野崎まいり公園にでた。

公園と言う名前ではあるが、建物が2棟ほどあって、「付近の景観に馴染んだ和風建築公園」だそうだ。

和室のある貸室。


公園前には東高野街道案内マップがあった。

公園を過ぎ、一つ目の角を東に折れると、野崎観音(慈眼寺)への参道。
かなりの登りになりそう。
今日は気温も上がり、汗ばむ陽気になってきた。

観世音菩薩とは大乗仏教において特に崇拝されている菩薩の名前で、世間の人々の救いを求める声を聞くとただちに救済する求道者の意味であると。

思った通り、ひたすら急坂、階段を登っていく。

お参りしているのは私よりかなりの年配の人が多い。それでも、良く登るものだ。

ここにも「大阪みどりの百選」の碑があった。野崎観音の緑とある。
そもそも緑の百選であるが、大阪府が選定している大阪府内の自然名所100か所のことで、国際花と緑の博覧会(1990年)を記念して府民投票で選出されたもの。
ウォーキングしていると、結構出会う。

さて息を切らせて、ようやく本堂にたどり着いた。

本堂脇に、賓頭盧尊者(びんずるそんじゃ・ビンズルさん)が居る。初めて知ったが、お釈迦様のお弟子さんの一人だそうです。
60を過ぎても初めて知ることは多い。(最近の独り言)

休憩がてら、しばらく境内を散策する。かなり登っただけあって、市内を見下ろす景色はちょっとしたもの。

ここから河内飯盛山ハイキングコースも設定されている。

境内には庭園もあって、休憩しているうちに思わず時間を過ごしてしまった。

野崎観音と言えば落語の野崎参りが有名だが、以前寝屋川で旧野崎道の跡(石碑)に出会っている。昔の人は、あの辺りからここまで詣でていたことになる。 → 守口から鴫野まで・・・京阪のウォーキングマップから③

大阪市内を望みながら、東高野街道に戻ることにした。

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