中国街道(高麗橋〜JR加島駅)②

阪急東通り商店街を横目に見て歩き続けると、右側に見えたのは網敷天神社。
神社のHPを引用すると、ここにも菅原道真の影が・・・。
大阪には、道真公の由来話が非常に多いね。

「菅原道眞公が、無実の罪により京都より九州大宰府までの左遷の途次、この地で今を盛りと咲いていた紅梅に目を留められ、遥か古代、仁徳天皇の御代に「難波津に咲くや此の花冬ごもり今は春べと咲くや此の花」と詠まれた難波津の歌に思い致され、賢き御代のためしとて、紅梅をご覧になるため、船と陸とを繋ぐ艫綱を円く円座状に敷いて即席の座席とし、その上にお座りになられて紅梅をご覧になった故事から、「綱敷(つなしき)」の号が興りました。」

ちょいと、お参りを。
本堂は、

境内にある、喜多埜稲荷神社。

鳥居の向こうに橋の欄干が見えている。
萬載橋、江戸末期に造られた石橋で、現存する最古の「浪花八百八橋」の遺構とされる。

キタの繁華街に近いとは思われない裏道をてくてく。

ときに、ケバい看板を見かける。
宣伝効果はあるんだろうか。
夜に見たら、食欲をそそるかも。

阪急の梅田駅に近づくと、急に人通りも多くなる。
お洒落な街に入ったぞ。
茶屋町だ。

この付近は明治中期、大阪市民の行楽の地で、鶴乃茶屋、萩乃茶屋、車茶屋という茶屋が並んで賑わったところらしい。

若いカップルや家族連れで賑わう茶屋町を抜けて行くと、ホテル阪急インターナショナルの前を通る。

JR貨物線のガードの下をくぐるあたりから、繁華街を抜けて住宅街を突き進む。

中津に近づくと、梅田での喧騒が嘘みたいに静かでレトロな街になる。

淀川に出る予定だったが、道路工事中に出くわして迂回する羽目に。
阪急京都線、宝塚線、神戸線が並ぶ地下道を抜けていく。

行き過ぎると遠回りになるので、思い切って階段を上がってみた。

おーっ!
ちょうど、十三大橋の袂に出たようだ。
昭和6年11月の架橋とある。

淀川を渡る。

隣には今、地下をくぐった阪急の3路線が並んでいる。

昔は当然船で渡ったわけで、それはそれで不便ではあるけれど、風情はあったのではないかな。
とにかく、今は頑張って歩くのみか。

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