正倉院 THE SHOWと大阪歴史博物館

仕事を別にすれば、歴博に行ったのは8年前か・・・。
ブログを始めた頃なので、妙に懐かしい。
街歩き見聞録(旧ブログ)

入場券売り場に行列ができていたが、チケットを持っていたのでエレベーターに直行。
まずは常設展示から。
最初は10階に上がり、大阪の歴史を古代から始める。
10F‐古代、9F‐中世・近世、8F‐歴史を掘る、7F‐近代・現代と順に辿っていく構成になっていて、大阪が繁栄した時代がこんなにもあったんだと。

飛鳥~奈良時代にかけて、大阪が日本の都であったことを知る人は意外と少ない。
難波宮跡公園が一望できるが、8年前に来たときは道路を挟んで手前側はまだ整備されていなかった。

展示の方は難波宮の宮殿を模した作りになっていて、何より空調が効いているので有り難い!

前期難波宮、飛鳥時代の難波長柄豊碕宮(なにわのながらのとよさきのみや)の復元模型。
大阪に都があったんだ。

後期難波宮は奈良時代の宮殿。

9Fに降りると、中世・近世の町並みが再現されている。

7F‐近代・現代に移って芝居小屋の前をぶらぶら。
さぞかし賑やかであったろう。

写真は少ないが、ここまでで1時間余り見て回った。
どこもそうだが、インバウンドも多い。
ただ1階の入場券売り場の行列ほど人が居ないのは、皆さんどうも企画展のほうがお目当てらしい。

6Fに降りて、その企画展「正倉院 THE SHOW」に突入!
正倉院の宝物の実物はないが、最新のデジタル秘術を駆使した手法で宝物の楽しみ方を提案してくれる。

いきなり約20mの幅の大スクリーン。

宝物を360度からスキャンして取得した高精細な3Dデジタルデータに演出を加えた映像。

これは見に来るしかないか。

正倉院の扉は点検をするとき以外は、このように封印されているそうです。

いくつかの宝物のレプリカを見て廻る。

印象としては、とにかく美しい。
歴史的な興味だけではなく、美としての価値のある企画展になっている。

企画展「正倉院 THE SHOW」は8月24日(日)までやっているので、お盆休みにでも間に合います。
・・・何と言っても涼しいので、是非どうぞ!

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