東高野街道(近鉄瓢箪駅~安堂駅)①

2022/3/25(金)
今日は花粉と黄砂が飛んでるらしいが、久しぶりに時間が取れたので思い切って出かけてみた。
瓢箪山駅前の商店街を抜けると東側に瓢箪山稲荷神社がある。

旧ブログに詳しく書いたことがあるので興味のある方はどうぞ。
またまた生駒山の麓を散策(2021/11/5)

今回はほとんど直線的に、旧170号線を南へ南へと向かう。道に迷う心配はないが、2車線で歩道の無いところも多いので、車には要注意。

六万寺東の交差点、北東の角にある石柱。「大楠公」が楠木正成に対して、小楠公(しょうなんこう)は楠木正行のことで、東へ千メートル行ったところに銅像があると彫られている。地元なのでいつかは見に行こう。

その脇には道標があって、この交差点を戻れば瓢箪山駅、東へ向かうと生駒山へ通じる「らくらく登山道」の入り口に行きつく。

街道は旧国道170号線になっているが、ここだけ国道から逸れて進む。左側が街道になるが、300m弱で再び国道に戻ってしまう。

しばらくは神社や旧跡もないので、地名にも着目してみることにした。
楽音寺・・・町名の由来はかつて存在した楽音寺に由来しているそうだが、お寺自体は今はない。

交差点の向こうにはスーパー万代が見えている。万代は大阪を中心に関西に展開するスーパーマーケットで、昔は万代百貨店といった。実家の近くにもあったが、子供心に「どこが百貨店やねん」と思ったのを覚えている。基本的には安さを売りにする高齢者向けのスーパーと言う印象が強い。

東を見れば、山が迫っている。天気は良いが、少々霞んでいるのがわかる。
花粉と黄砂が飛んでいそう・・・。

水越・・・謂れは分からなかった。

水越のすぐ先には、玉祖神社(たまのおやじんじゃ)。高安明神とも言い、このあたりの高安村十一カ村の氏神であるそうな。

この鳥居の脇には、歴史がギュッと詰まっていた。
松の馬場の石碑。
高安の馬場とも言い、街道に面して立っている石の大鳥居から東へ五百メートルの間には、むかしは美しい松並木であったとある。

昔をしのんできれいに整備されていた。

同じく鳥居の脇には新旧道標が。

この辺りも車では何度も通っているが、やはり歩いたほうが歴史を見つけるね。

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