秀吉も利休も愛した天下茶屋ーOsakaMetroまちさんぽ/堺筋線 天下茶屋駅
実は、先日の「まちさんぽ」野田阪神駅を歩いたあとに、天下茶屋にも行ってるので報告まで。
以前紀州街道を歩いたときに通過していたが、肝心の天下茶屋跡をスルーしてしまっていたので再訪の形になった。まずは駅から東に歩いて、紀州街道を横切る。
まちさんぽでは、ここを最初のポイントにしている。
ここを歩いたのは約1年前。
時間の立つのは早いなあ・・・。
更に東へ歩くと、阪堺線。
例の1両電車だが、通過することはなかった。
先へ進む。
聖天山正圓寺。
鳥居をくぐり、坂道を登っていく。
まちさんぽの解説によると、正圓寺は真言宗のお寺で、本尊は大聖歓喜天。
平安時代に阿倍野村に創始された寺院を、元禄年間にこちらに移転してきたというから相当な古寺である。
丘というか低山になっっているので、そこそこ見晴らしも良い。
こちらは六甲山を臨んでいる。(多分)
参道の入口には、「兼好法師隠棲庵跡」と「兼好法師碁打石」の碑がある。
フェンス越しに撮ってみたが・・・。
ところで、このお寺。
ネットで調べてみると、結構きな臭い情報に溢れている。
由緒ある歴史だけは守ってほしいものだ。
次に向かったのは、天下茶屋公園とその向かいにある安養寺。
公園には、阿倍野寺の塔頭礎石が移設されてあるようだ。
公園の向かいにある安養寺の門の脇には、2つの石碑が。
以前のブログにも解説を入れていたので、そちらを参照。
紀州街道(北浜〜住吉大社)③
安養寺を過ぎて、いよいよ天下茶屋跡。
前回は、なぜ見逃したんだろう???
角を曲がると、すぐそこに見えている。
今から400年あまり昔、大阪城から住吉大社参拝や堺へ行き来する途中に太閤秀吉が立ち寄って、茶の湯を楽しんだ故事で有名なところ。
やっと訪問できたので、心置きなく次の阿部野神社に向かう。
阿部野神社。
南北朝時代に南朝方の北畠顕家が、北朝方と激しく戦ったこの古戦場に建立された神社。
なので祭神は、北畠親房、顕家。
境内には、顕家の銅像が建てられている。
阿部野神社を出て、最後は日限(ひぎり)地蔵尊。
「何日までに」と日限を区切って願い事をすると叶うとされる地蔵尊。
これでひと回りしたことになり、再び天下茶屋駅から、帰りは南海電鉄を利用して帰途についた。
大阪メトロの「まちさんぽ」。
なるほど、お手軽なウォーキング!!
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