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紀州街道(浜寺公園〜岸和田)①

2022年8月5日(金)
前回の続き、浜寺公園駅へGO!

紀州街道、ひとまずのゴールは熊野街道との合流地点に決めている。
となると、浜寺公園からは約17km。
一度で歩くのには少し距離があるので2回に分けるとして、岸和田あたりまでは行っておきたい。
前回の区切りとなった南海本線「浜寺公園駅」からスタート。

この辺り高架化しているようで、古い駅舎も無くなるみたい。

紀州街道に出るために駅前を西に向かうと、もう一つの駅、浜寺駅前駅。
阪堺電軌阪堺線の始発駅になる。

そう昔のチンチン電車。
でもこれで帰ることもできる。  
ここから乗って終点の天王寺駅(阿倍野ハルカスのあるところ)で降りれば、環状線に乗り継げる。
ただし、これ各駅停車なので、時間は掛かりそう・・・。

紀州街道に行く前に、もう一つおまけ。
明治40年創業の福栄堂さん。「松露だんご」というのが有名らしい。
これで帰るならぜひとも土産に買いたいところだけど、これから酷暑の中を2時間以上歩くことを考えるとね。
ちなみに、看板は創業以来のものだそうです。

浜寺公園は堺市で、少し歩くと高石市にイン!
しばらくは国道204号線を歩く。

なにやら立派な建物。
ブランスイート大阪【BLANCSUITE OSAKA】という結婚式場でした。
コロナ禍第7波まで来たが、式を挙げるのも何かと大変そう。

なにやら川のような、運河のようなところに水門があった。
後で調べてみたら、芦田川という川でした。

その先には伽羅橋という橋があって、紀州街道に古くから架けられていた由緒ある橋なんですが、写真を撮り損ねた・・・。
なんか由緒ありそうな名前だなとは思ったんだが・・・。

ふと西の方を見ると、工場の煙突から炎が出ている。
堺泉北臨海工業地帯だからね!

伽羅橋の交差点。
高架が見えるが、南海本線の支線で高師浜線。
高架化のために現在運休しているらしい。
だからさっきのバス停があったのか。

どうやら分岐点に来たようだ。
紀州街道は左側の道。
右に見えているのは、国道204号線と高石神社。
ちょっと寄り道していこう。

650年に創建された歴史ある神社で、やはり当時は松林が広がりすぐ前に大阪湾が広がっていた。
数々の和歌にもその様子が詠まれてきたとのこと。

この近くには筆屋という宿屋があって、紀州街道を旅する人が休息した。
江戸末期の測量学者、伊能忠敬も訪れている。

紀州街道に戻ってすぐ、紀州街道の解説版があった。
高石市は、このパターンのようだ。
その上に小さく見えている表示が「宮前筋」とあるのが分かるだろうか。
ちょうど高石神社の参道にあたる。(と思われる。)

幸い今日は曇り空でスタートしているので、蒸し蒸しはするが直射日光は避けられる。
この辺りより北の方は雨雲が通過しているようで、東大阪あたりは大雨になってるようだ。
晴れ間がでたら熱くなるので、今のうちに歩を進めておかねば。

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