紀州街道(浜寺公園〜岸和田)③

泉大津市の中心地に近づいてきた。
大津神社。

「大津(おおつ)」はもともとは 「小津(おづ)」と呼ばれていたようで、和泉国の国府の外港という意味だそうな。古くから畿内地方における良港として広く知られていたらしい。

岸和田のだんじりは有名だが、この地にも「濱八町だんじり祭」と言うのがある。
名前の通り、8つの街のだんじりが順に宮入するそうです。

大津神社を出ると、目の前に商店街があった。
紀州街道は、この商店街を抜けるようだ。
なにはともあれ、日陰の中を歩けるというのは有り難い。

商店街を抜けて、大津川の橋を渡る。

向こう岸になにやら絵が書いてある。
近づくと、日本地図なっていた。
意図するところは?だが、ウォーキングの休憩ポイントにはちょうど良い。

橋を越えた辺り、標高の表示があった。
さっきから時々見かけるが、2.5m〜3.5mの間を繰り返している。
結構、アップダウンがあるみたい。
それにしても、海抜が低い。

岸和田だけあって、だんじりの格納庫も時々見かける。

八幡山公園と弥栄神社。

あっという間に、忠岡町は過ぎたようだ。
もう岸和田に入ったことになる。
古くからの屋敷が点在する。蔵のある家だ。

これも別の屋敷です。

祭りも近いのかな。

岸和田は去年の初めに訪れている。

岸和田周辺を散策

なにやら、モニュメントらしきものが・・・。
ここに岸和田煉瓦株式会社という煉瓦製造会社があったようで、その記念に煉瓦塀を残したそうだ。
ここで作られた煉瓦は、大阪市役所旧庁舎や旧山口県庁舎、神戸異人館などで使われたとある。

岸和田も、前回はこの辺りは歩いていない。
祭りともなると、人の往来も賑やかになるのだろうか。

相変わらずの酷暑の中、なんとか本日のゴール岸和田にたどり着いた。
商店街を抜ければ、南海本線岸和田駅。

この交差点の手前側に、泉州銘菓の竹利がある。
「時雨餅」を購入して、帰途につくことにした。
次回で、紀州街道を一区切りとしたい。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ピックアップ記事

2023.5.10

長尾街道(近鉄河内松原駅〜近鉄河内国分駅)

前回は、堺市から松原市(河内松原駅)まで歩いた。今日は、その続き。 駅を降りて商店街を北へ向かうと、中高野街道と長尾街道の交点に至る…

おすすめ記事

ページ上部へ戻る