中国街道(阪神大物駅〜阪神西宮駅)① 尼崎駅から再開ではなくて・・・

前回は阪神尼崎駅を終点としたんだが、実は気になることがあって、もう一度大物駅から歩きなおすことに。

大物駅から南に歩くと、国道43号線と阪神高速神戸線。
前回はここで渡らずに、国道沿いを西へ向かった。

今回は国道を越える。
こちらのほうが、中国街道なのでは?を検証する。
相当に道幅が広いためか、立派な跨道橋になっている。

階段も大変なので、エレベーターを使った。
向こう側の住民の方も大変じゃないかな?
駅に向かうのに、いちいちこんなのを越えなけりゃならないなんて。
・・・エレベーターも、曰く付きのようです。

国道を越えて更に進むと、ちらっと神社が見えたので寄ってみた。
松島神社。
もとは17世紀に創祠されたらしいが、明治6年(1873)に現在地に移る前は、お茶屋橋南岸の松島町にあったという。

今回の目的の一つは、この大黒橋跡の石碑の確認。
しっかりと、「この道筋は、江戸期、中国街道といわれ参勤交代の大名行列も通った街道である」と刻まれている。

こっちが正解か。
現在の大黒橋。


街道絵図も記載されていたので、これを信じておこう。
歩きなおして良かった。

庄下川。
前回は、この上流の庄下川橋を尼崎駅に向かった。

ふたたび国道43号線沿いを西に向かって歩いていると、何やらレトロな建物が。

大正5年に、旧尼崎共立銀行本店として建築されたと説明がある。

更に、西へ。
貴布禰神社。
京都の貴船神社を総本宮とする、旧尼崎町の惣氏神。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

社殿。

例によって石灯籠の年代をチェック。
亨保とあるから、江戸時代、徳川吉宗の時代。

御由緒。
大洪水や火災によって史実の文書が散逸消失したために由緒の探求は誠に難しいと正直に書かれている。
かなりの歴史があることだけは、間違いなさそう。

中国街道は、神社を過ぎたあたりで北に向かう。

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