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暗越奈良街道(JR玉造駅〜河内永和駅)②

東成警察署の前を通り、今里筋まで出たところに暗越奈良街道の説明板がいくつか掲げてある。

高井田・菱江の解説が書かれているが、このあたりは大阪市東成区で、高井田はもう少し先で、菱江はそのもっと向こうの東大阪市にある。

ともあれ、これだけ親切に解説していただけるのは有り難い。
それに「シルクロードの終わるところ」という表現にはロマンがある。
解説を記したのは、堺屋太一氏とあった。

椋嶺峠(今の暗峠)の描写。かつては賑わいのある峠であったろう。

シルクロードの終点は、奈良の三条通りから春日大宮へと向かう。

思わぬところで寛がせてもらった。
解説版の先には、改めて道標が。
平成5年とあるから、比較的新しい。

高麗橋から4.9km。このあたり、道標が多い。

昔街道であったことを思わせる景色というのは、どんな景色?
旧街道は大概細くて、直線的ではなく多少蛇行している。
このあたり、旧街道と言われれば、そんな気がしてくる・・・。

東成区役所が掲げてくれている看板には、この道が奈良街道であることと、街道の雰囲気を残している旨、書かれていた。

しばらく歩くと、左側に「熊野大神宮」が見える。
大きな神社ではなく、また紀伊熊野と深い関係もないそうです。
いずれにしても、しばらくは喪中なので、お参りせずに遠くから拝見させてもらった。

平野川分水路。

平野川分水路を越えて暫く行くと、右手に文房具で有名なコクヨ㈱の本社がある。その前に、素敵に彩られたツツジが満開であった。
こういう植栽ができる会社って素敵で良い会社だと思ってしまう。

ようやく高井田あたりまでやって来た。

比較的大きな石碑。

JRおおさか東線が見えてきた。
今日はこのあたりで区切ろうと思って、街道を逸れ河内永和駅の方に向かう。

最後は、鴨高田神社。

古代豪族の鴨氏がこのあたりに居住し、その祖神を祀ったのが始まりという古社。

母の逝去に伴い、休みの日も何かと忙しく過ごしている。
本来ならもっと歩きたいところであるが、この近くに所要があったので本日のウォーキングはここまでとした。ともあれ、本格的なウォーキングの再開は四十九日が終わってからのことにしたい。
その頃には、今度は暑さとの戦いになるんだろな。

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