東高野街道(近鉄富田林駅~河内長野)①
2022/5/24(火)快晴
東高野街道もひとまず最終回となるので、先週に続いてさくさくっと歩いてきた。
とんだばやし整骨院の一筋向こうの道を進むと、富田林の寺内町に入る。
興正寺別院を中心に形成された寺内町である。
東西400メートル、南北350メートルの平坦な地区で、主だった商家には由緒・由来を記した案内板が設けられているので、じっくり見て回りたい。
とは言え、全部を見て回るには時間が足りないが・・・。
国から重要伝統的建造物群保存地区に選定されているだけあって、これだけ保存状態の良い町並みは珍しい。八尾市久宝寺の寺内町も歩いたが、こちらのほうが雰囲気は良いかも。
江戸時代から昭和初期頃までに建てられた181棟の建造物が伝統的建造物に特定されているとのこと。これなどは近世のモダンな感じがする。
日本の道、百選にも選ばれている。
飽きないけど、午前中だというのに今日は暑い。街道歩きはしばらく忘れて、町並み探索会になっている。人通りは少なく、日陰を見てもらったら分かるように紫外線がキツそうだ。
杉田家住宅。
ここがこの寺内町の中心となる興正寺別院のようだ。
寺内町の表示もお洒落~♫
板金屋さんの看板は、やっぱり板金で。
街の作りは背割りになっているようだ。大阪城の城下町、秀吉が作った街も背割りだった。
確かに理にかなっていると思う。
背割り水路を見つけた。
富田林寺内町の中でも最古級の町屋建築で国の重要文化財に指定されている、旧杉山家住宅。
明治の末に活躍した明星派の歌人、石上露子(いそのかみつゆこ、本名は杉山タカ)はこの杉山家の出身とある。
その向かいにあるのが、寺内町センター。
中を覗かせてもらった。
エアコンが効いていて涼しい!
街道歩きの前に、寺内町歩きで疲れてしまうところ。元気回復した〜。
富田林の寺内町めぐりを満喫したのは良いが、東高野街道はまだほとんど歩いていない。
さあ、これからこれから。
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