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暗越奈良街道(河内永和駅〜枚岡)②

街道を少し戻って、天神社(てんじんじゃ)。
ここにも菅原道真の由緒がある。社伝によれば、道真が九州大宰府へ配転させられた際、参拝し海路の平穏を祈ったと伝えられている。

境内には東大阪市指定の天然記念物の楠。
樹齢900年との伝承。

天神社をあとにして街道に戻る。今回もマップは大阪府HPに掲載の歴史街道ウォーキングマップを利用させてもらっているが、ときにマップにはない旧跡に出会うことがある。
市指定の文化財、植田家住宅。

江戸時代に参勤交代の大名が休憩したとされる。

第2寝屋川、天井川で流れも緩やか。
こういう川の近くには住みたくないものだ。(付近の方、すみません)

いつも思うが、こんな道がかつての街道であったと意識する人のほうが少ないだろう。言われなければわからない。
ところが、そう思って眺めれば、雰囲気はプンプンしている。

ふたたび車の多い国道に出たが、前を横切るのは中央環状道路(近畿自動車道)。
左(すなわち北)方向に行けば、吹田・池田に至り、右(南)方向に行けば堺までつながる。(近畿自動車道は、その先和歌山まで)

本日は東に向かっている。枚岡の表示があるね。

ここで本日の昼食〜♫
さすがに市内を歩く予定だったので、いつものようなパン食にはしていない。多分あるだろうと思っていたら、この先にありました。・・・マクド!(東日本ではマックと言うそうだが!?)

そそくさとビッグマックでお腹を満たして歩きだすと、最初に出会った道標。

その先には、八剱神社。

上の画像では分かりにくいが、下の画像を見ていただければ、狛犬ならぬお狐様が鎮座している。元々稲荷神社の鎮座していた社地に、後から八劔大明神が奉祀されたとのこと。

境内に入って直ぐの右側には、街道沿いから移されたという道標が3つ並んでいる。
真ん中の道標に〜山と見えているが、これは瓢箪山を指しているそうだ。
瓢箪山も古い街だからねえ〜。

八剱神社の少し先に解説板が立っていた。

かつて菱江川が流れており、川幅も120mあったそうだが、大和川付替後は川幅も狭まりついには埋め立てられたと思われる。この道、元々は川だった!?

さて、このあたりで近鉄若江岩田駅の北側になる。近鉄奈良線とほぼ平行に歩いている訳だが、駅で行くと、花園、東花園、瓢箪山、そして枚岡となる。あと少しか。

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