下高野街道(近鉄矢田駅〜狭山池)①

前回短めの歩きだったので、今回は気合を入れて!
と言っても13kmほどか。
歩く人は下高野街道を四天王寺から狭山までの20kmを一度で歩くようだが・・・。

下高野街道は、歩いていても街道の目印があまり見当たらない。
その反面、地蔵尊は多いかもしれないな。
街道と言っても、昔の生活道路の繋がりだから。

矢田駅から街道に戻り南に向いて歩いていると、早速地蔵尊があった。
右側に6体のお地蔵さん。
六地蔵とは、「仏教の六道輪廻の思想(全ての生命は6種の世界に生まれ変わりを繰り返すとする)に基づき、六道のそれぞれを6種の地蔵が救うとする説から生まれたものである。」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

反対側には、10体ほど並んだお地蔵さんもあった。
こうなると、訳がわからない。
ありがたい事だけは分かるけど。

真ん中には小さな神社が。
宝神神社と言うそうだ。

道祖神。
集落のはずれや、街道の境に祀られる代表的な民間信仰における神。
とすれば、下高野街道の名残を示すものかもしれない。

更に、南に向かって。
下高野橋で大和川を渡る。
橋は新しいので、街道らしさはこれっぽっちもない。

大和川を越えたら大阪市から松原市に変わるんだが、このあたりは大阪市の範囲として細長く伸びている。
なんでも、大和川付け替え以前に当時の矢田村の氏神である阿麻美許曾神社があるからなんだと。

その阿麻美許曾神社(あまみこそじんじゃ)。
今年は取りやめたが、松原開運六社参りの神社の一つで、何度も訪れている。

神社には大きな樫の木。
こちらのも立派だ。

まずは本堂にお参りしてー

ここでも、大きな絵馬を拝見。
開運、開運!

神社をでて、更に南下。
と、突然大きな鳥居が。
 久多美大神とあるが、関西出雲大社のこと。
と言っても、関西出雲大社と島根にある出雲大社との関係性は、イマイチよく分からない。

さて、ようやく下高野街道の表示を発見した。

脇には道標もある。
裏には、「すぐ高野山」とあった。
年代は不明だが、痕跡を示すものなので何となく嬉しい。

西除川。
しばらくは、川沿いに歩く。

風もなく、歩きには程よい気候だ。

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