紀州街道(住吉大社〜浜寺公園)②
住吉大社で相当時間を使ったので先を急ごう。
それにしても炎天下、ウォーキングなんぞを楽しんでいるのは私くらいか。
できるだけ影を選んで、且つ体調と相談しながら歩くことにする。
水分補給も十分に。
住吉大社の南の端には紀州街道の案内板が設置してある。
紀州の殿様が参勤交代で行き交った時代は、これほどの暑さでは無かったはず。
最近の陽射しは、肌を指すような痛さを感じる。
暫く行くと、お祓い橋。
住吉神社の大祭を土地では俗にお祓いと言い、その大祭にちなんでつけられた名前らしい。
橋の下の川は、ほとんど用水路。
お祓い橋を過ぎて、安立1の交差点。安立「あんりゅう」と読む。
地名の由来は、半井安立軒元成(なからい・あんりゅうけん・もとなり)という、名医として知られていた医師がこの地に住んでいたことから来ている。
安立は、大阪市住之江区の町名。
こういう雰囲気がかつての街道らしいと思いませんか?
真っ直ぐなんだけど、ところどころ蛇行している。
(個人の見解です)
遠くからでも分かる楠木(?)。
なにかあると思ったら、霰松原(あられまつばら)。
住吉大社でも述べたが、この辺りも同じく海岸線が迫っていた。
特にこの辺りは、白砂青松の素晴らしい景観であったと伝わる。
万葉集にも歌われている。
「あられ打つあられ松原住吉(すみのへ)の弟日娘(おとひをとめ)と見れど飽(あ)かぬかも」
さきほど、安立の町名の謂れを書いたが、こんなところに碑があった。
ここには霰松原神社(あられまつばらじんじゃ)という小さな神社があって、祠の中にはお狸様がいるらしい・・・。
前知識が無かったので、拝見できずだった。
これから行かれる方は、ぜひ覗いてみてください。
ご利益があるかも!?
安立中央商店街。
商店街を抜けたところには、道標が。
紀州街道、この辺りは道標が点在しているので道に迷うことはなさそうだ。
ぽちっとお願いします!
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