俊徳街道・十三街道(布施〜楽音寺)②

中環で大きく迂回して、ふたたび十三街道に。
遠くに山が見えてきた。

突き当りに道標。
これは前回、河内街道を歩いたときにも出会っている。
河内街道(JR八尾駅〜近鉄荒本駅)③

ただどうも方角が違うような・・・。
90度時計回りに位置を変えれば、方角が合うように思うんだが、・・・。
まっすぐ、八尾と言っても突き当たってしまう・・・。

突き当りを右、すなわち南の方向へ。
しばらくは、河内街道を今回は逆に歩いていく。

若江地蔵尊。

石のお地蔵さんが何体も。

第2寝屋川を越える。
ここからは八尾市。

ここで、ちょっと寄り道をすることにした。
木村重成の墓。

木村重成は大坂夏の陣の折、藤堂高虎、井伊直孝の両軍と対峙した八尾・若江の戦いで戦死。
よく見ると墓石の上部が丸くなっている。
これは、墓石を削り煎じて飲むと、勇気が出て勝負事に強くなるという俗信仰のためらしい。

街道に戻って、暫く歩くと右側にある「西郡天神社」。
前の道を東に。

すぐに双子地蔵尊。

さて、またまた寄り道。
近くの桂中学に、十三街道の道標があるとのことなので探してみた。
今回、2つ目の道標。
右、十三道とある。

十三街道の解説まで添えられていて、なんだかホッとした気分。
もとは桂解放会館の東側にあったもので、道路整備の際にここに移されたようだ。

街道に戻って歩き続けると、突き当りにまたまた道標が。
右、十三峠50(丁?)とあるので、解釈があってれば約5.5kmで峠に行き着くことになる。

視界がひらけて、山並みが迫ってきた。

玉串川にかかる福栄橋を渡る。

もうこんなに山の近くまで。

今度は、外環(最初に横切った中央環状線に対して、外側にあるので外環状線という)に遮られる。
またまた、迂回。

本日のゴール、楽音寺。
ここは、東高野街道との交点です。

ここまで来れば、我が家が近い。
もう米の収穫は終わったのかな?

のどかな田園風景を見ながら帰途についた。
次回は、いよいよ十三峠越え。

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