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中高野街道・・・平野界隈など

前回の続きは、平野から。
街道歩きの前に、JRではなく大阪メトロ経由にして平野界隈を散策してみた。

まず行きたかった南海平野線の平野駅跡地。

南海平野線は、1980年(昭和55年)11月27日に廃止されている。
もともと大阪市西成区の今池停留場から、この平野停留場までを結んでいた南海電気鉄道の軌道路線。いわゆる、チンチン電車であった。

母方の実家が田辺にあったため、小学生の頃、夏休みになると泊まりで遊びに行くのが楽しみで仕方なかった。
一人で天王寺から電車に乗って田辺駅まで行ったものだ。
その終点駅が平野駅である。

跡地には軌道の絵が描かれており、日除けの屋根まで設えてある。

当時のものだろうが、これは何?

平野は中世、環濠都市(自治都市)で街の周囲に堀が巡らされており、その一つの出入り口、西脇口がこのあたりにあったようだ。

ひとまず、杭全神社に。
9世紀の中頃の創建というから相当に古い。

現在の第1本殿は祇園社。

第2本殿は、熊野三所権現(伊弉册尊・速玉男尊・事解男尊)。
第3本殿は、熊野證誠権現(伊弉諾尊)とあるが、ちんぷんかんぷんだぁ〜。
かなり広大な敷地ではある。

境内には、大阪府指定の天然記念物、古い神社にはつきものの巨楠がある。

神社の参道にあった、筆塚。
使命を終えた筆に対して感謝を込めて供養したもので、もっと古いかと思ったが昭和44年に建立されたようだ。

杭全神社の東側には、平野が環濠都市であった当時の濠が残っている。

さて平野郷を満喫したところで、街道歩きに戻りますか!

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