中高野街道(河内松原駅〜大阪狭山市駅)③
阪和自動車道を過ぎても歩道のない道は続くが、たまに片側に申し訳程度の歩道の走る区間がある。
写真のようにガードレールでもあれば安心ではあるが、車もスピードを落とさないからなあ。
平気で歩行者の脇を飛ばしてくるし。
すでに堺市に入っていて、東側に「LaLaport」の駐車場が見えた。
車の出入りが多い訳だ。
LaLaportを過ぎて少し行くと、大きな池が。
船渡池と言う名前の、・・・ため池かな。
舟渡池は、昔付近一帯が湿地帯で、交通手段として舟を利用したそうです。
現在でも地図で見たら、この周辺にはため池がいっぱいある。
それにしても危ない道は続く。
これなんぞ、両側にフェンスがしてあって、車が両方向に走ってれば歩行者は歩けない。
この道、河内長野美原線と言うのだそうだ。
すでに堺市から大阪狭山市に入っている。
旧道のほうに逸れて、ほっと一息。
市内で2番目に大きいという大鳥池。
車に気を使わない分、周囲を見渡す余裕が出来た。
遠くにPLの平和の塔が見えている。
富田林市も近いということ。
河内長野美原線に戻って、何気に右側(東側)を見ると古そうな石灯籠が2基並んでいる。
傍らに解説版が立ててあったので読んでみた。
左の石灯籠は狭間神社との関係が推測される。
右の石灯籠は「伊勢灯籠」と呼ばれるもので、安永4年(1775年)の建立。
伊勢講と呼ばれる講が組織され、伊勢参りの伊勢信仰が定着していた証だそうです。
南海高野線の高架をくぐって、
しばらく歩くと、大阪狭山市駅のほうへ折れる。
角には、道標があった。
・・・が、読めない。
時間が出来たら調べてみよう。(と言うことは多分調べない)
道は合ってるのかな?
と思いつつ路面を見ると、中高野街道の表示が張り付いている。
そのまま真っ直ぐに歩いて大阪狭山市駅の踏切を越えた所に、灯籠や道標やお地蔵さんまで集まった一角があった。
向かって左の道標は新しい。
右側の道標は年季が入っていそうで、右かうや、左よしのとある。
左奥の道標は残念ながら読めない。
右側奥の石灯籠。
「大神宮献灯」とあるので、伊勢参りに関わるものではないかな。
最後の良いものを見せて貰った。
大阪狭山市駅が本日の終着点。
そう言えば、狭山池を見ていない。
これは、次回のお楽しみ。
次回、ここから千代田駅までの短い距離なので、狭山池と狭山池博物館をレポートしよう。
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