初歩きは、今年も開運松原六社参り②

阿保神社(あおじんじゃ)
阿保(あお)の名は阿保親王に由来するが、御祭神は菅原道真公。
道真公が九州に左遷される際に、道明寺の叔母に面会に行く途中、この阿保の土地で休息されたことによって、この土地に菅原道真公を祀る阿保神社が出来たという由来がある。
書道の神様でもあることから、書初めを奉納するそうだ。↓

樹齢一千年を超えるとされている大くすの木のご神木。

阿保神社を後に押して、三つ目の屯倉神社に向かう。歩いているのは中高野街道、一里塚跡がある。

屯倉神社は歩道橋の上から撮ってみた。細い道なのに、わざわざ歩道橋を渡してある。ほとんど使う人はいないだろう。

屯倉神社。ここも菅原道真公を御祭神としており、やはり道真公が立ち寄ったことに由来する。ただ大阪府内にはいくつも道真伝説があり、真相は明らかではないらしい。
京街道を歩いた時の佐太天満宮にも同様の伝承があった。 →京街道を歩く・・・(守口から枚方まで)②

ここにも大きな絵馬。

天満宮の神使である牛の像。

さて、これで3つお参りしたが、位置的には東半分を済ませたことになる。4つ目の阿麻美許曾(あまみこそ) 神社へ向かうが、例年とは違うルートをとってみた。
市内に行かずに、少し北上して阪神高速大和川線沿いを西に向かう。すると何やら広大な建物が見えてきた。

セブンパーク天見。アリオ系のモールですね。

さらに進むと、阪南大学の裏側にでた。(これまでは正門前を通っていた。)

今年のチラシが町内の広報板に貼られている。

ようやく、阿麻美許曾(あまみこそ) 神社に。

実はこの神社、六社の中では唯一松原市ではなく大阪市東住吉区に位置する。地図を見ればわかるが、大和川を挟んで、北側が東住吉区、南側が松原市なのだが、大和川の南側でありながら、このあたり一帯とさらに南へ延びる道だけが東住吉区になっている。
この神社は矢田村氏神で、その参道として残されているらしい。

さて、お参り、お参り!

これで4カ所終了して、あと二つ。5回目ともなると時間配分もばっちり。昼食は、このあと天見西公園と決めている。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ピックアップ記事

2024.3.2

小阪街道〜枝切街道(近鉄八尾駅〜JR徳庵駅)①

いつもはネットや文献で多少の下調べをしてから出かけるんだが、小阪街道に関する資料があまり見当たらない。あまりメジャーな街道ではなく、村と村…

おすすめ記事

ページ上部へ戻る