古堤街道を歩く(JR京橋駅〜JR住道駅)③

寝屋川を越えて反対側(右岸)に渡るんだが、天井川ゆえ橋の高さも位置が高い。
これだけの勾配と段差がある。

橋の名は、戎大黒橋。
そこから上流の眺め。
生駒山もだいぶ近づいてきた。

橋を超えて暫く歩くと、ようやくおかげ灯籠と道標に出会った。
天保二年(1831年)に建てられたという、この燈籠には「天照太神宮」「河州 諸福村」と刻まれている。

道標の方は色褪せていてよく読めないが、すぐ「のざき」というのは読めた。

相変わらず昔の自然堤防上を歩いているようだ。
左を見ると、かなり下がっている。

街道の雰囲気はとても良い♫

聖徳太子堂。
太子堂自体は大正10年の建立だが、父用明天皇の病気平癒を祈願する太子16歳の孝養像が安置されているそうだ。


伝承によれば、この付近には七堂伽藍が建ち並ぶ善根寺という大きな寺があったという。

その東の隣りにある太子田の大神社。

拝殿と拝殿前の一対の灯籠は文久3年(1863年)の建立。

こういうのがあると、昔からの街道に思いを馳せることができる。
実際は暑くてTシャツ1枚になって、汗をかきかき歩いているけど。

ご神木かな。

北野神社。

相変わらず川の様子は分からないが、この先は寝屋川と恩智川に別れているはず。
住道駅に近づいたので、この段差を登って対岸へ行く。

本日のゴール、JR住道駅。

ゴールと言いながら、少し先にある道標を見に行った。
商店街の片隅にポツンと佇むさまが何とも言えない。

次回は、住道から。

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