暗越奈良街道(枚岡〜南生駒駅)①
いよいよ暗峠越え。
枚岡駅で降りて出発点に向かう。
このあたりでもすでに勾配のある山の麓。
かなりの急勾配を登ることになるので、覚悟を決めて歩き出す。
ここから登るのか。
山が迫っている。
暗越奈良街道は国道308号線となっているが、これから、これが国道(?)と思うような道が続いていくので、お楽しみに!
国道なので当然車が通るが、舗装路には滑り止めの輪が彫られている。平均斜度が20%で、最大斜度は37%もあるらしい。
昔は舗装もされてなかったので、もっと歩きにくかっただろう。
椋ヶ根橋。
本日1つ目のモニュメントは、歴史街道・暗越奈良街道。
このあたりですでに息が切れてきている。
続いて、松尾芭蕉の句碑。
元禄七年(1694年)、芭蕉は伊賀から暗越奈良街道を歩いて大阪に入る。これが最後の旅となったそうだ。その年の10月に、大阪に入ってまもなく没している。
「菊の香に くらがり登る 節句かな」
句碑の横はちょっとした休憩所になっていて、お昼どきであれば休憩するところ。実はこの後、南生駒駅まで休憩する(座る)ところがなく、昼食はコミュニティバスの停留所を使わせてもらうことになってしまう。
それはさておき、少し登ると鳥獣慰霊碑があった。大阪府猟友会とあるので、文字通り猟をする人たちが建てたものだろう。
豊浦橋。
またまた行き先表示が。
生駒山は多くのハイキングコースがあり、それぞれが整備されているため表示は多い。
大社の滝、禊行場と彫られている。
後で調べてみたが、よく分からなかった。
足が・・・。
急勾配の連続で、足がパンパンに疲れてきた。
麓では気温20度だったと思うが、ここでは18度。歩き続けているので汗が引かない。日陰に立ち止まると涼しいが、落ち着いてしまうと動けなくなるので、なんとか頑張って足を踏み出す。
こんな道がずっと続く。
まだ少し道は続く。
ぽちっとお願いします!
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