熊野街道(大阪編)JR鳳〜JR和泉府中駅
寒くなってきましたねえ。
今日は、JR鳳駅から。
「鳳」(おおとり)、昔は大鳥「大鳥」の字を使っていたが、明治中期に大鳥村は「鳳」村に、その後大鳥郡も泉北郡に変わり、現在の鳳各町に引きつがれている。地名は、大鳥連(むらじ)という豪族がこの地に住んでいたことに由来するそうだ。(堺市のHPより)
駅前の大鳥本通り商店街が街道になっている。
次の大鳥居王子は痕跡がないとの事だったが、商店街の中程に石碑が設置されていた。
熊野街道の解説と、大鳥居王子がここ北王子にあったと記されている。
この石碑があったのが、北王子のだんじり小屋の前。
鳳のだんじり祭も勇壮さで知られるそうです。
商店街を抜けるとアリオ鳳があったので、早めの昼食にする。
例によってマクドを覗いてみたが、混んでいたのでバーガーキングにした。
(結局、ハンバーガーか〜い)
さてさて田園風景の中を歩くと、余計に寒さが応える。
遥か向こうに生駒の山並みが見えた。
思えば遠くに来たもんだ〜♬
ここは右側の道を進む。
このあたり変化がないので、見つけた古ぼけた橋を撮ってみた。
長取 4ッ橋と彫られている。
街道には関係ないけど、こんなのも見つけた。
灯油とお菓子とたばこの組み合わせ!?
堺泉北道路の高架をくぐった先に、木の標識があった。
八軒家浜から七里とあるので、約28kmほどか。
更に歩くと、聖神社の壱の鳥居。
聖神社は3年前の1月に訪れている。
泉北ぐるりんウォーキング・・・信太山コース
鳥居の少し先に矢印が見えたので見てみると、信太王子跡の案内板。
案内板の示す先には石碑と解説板が立ててある。
それは良いのだが不審者が多いとかの理由で、入るときにピンポンパンとアラームが鳴らされる。
なんとも落ち着かない。
解説板をサラッと読んで早めに退出した。
信太王子跡を過ぎて右手にあるのが和泉八阪神社。
・・・の横にあったのは、高札場。
江戸時代に領民に対する公示事項を掲示する建物だったと。
八阪神社。
京都の八坂神社からの勧請と伝わる。
拝殿は、貞享元年(1684)の改築と伝わるが・・・。
なるほど灯籠の建立は文政9年とあるので江戸時代。
街道に戻って久しぶりに出会った、例の木の案内板。
和泉市のプレートが貼ってある。
公園の前に、平松王子の石碑を見つけた。
比較的新しい建立かと思われる。
公園の外れには石灯籠がポツンと建っている。
住吉大神宮と読めるが、・・・。
解説版が置かれている。
この石灯籠、以前は小栗街道(熊野街道)伯太北出口、放光池西側にあったもので、住吉の高灯籠とともに大阪湾を航行する船に現在位置を知らせる灯台の役目があったと。
という事は、このあたりも海に近かったのかもしれない。
更に街道をいく。
本日2つ目の案内板。
よく見ると熊野街道の文字の下に小さく小栗街道も併記してある。
小栗街道の道標。
熊野街道は、別名小栗街道とも呼ばれる。
小栗街道という名前は、浄瑠璃などで知られる小栗判官と照手姫の物語に由来しているが、
物語のあらすじも含めて、熊野街道を掘り下げたい方はこちらの本をお勧めしておこう。
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本日最後の立ち寄りは、泉井上神社。
本殿。(国指定重要文化財)
本日はここまで!
熊野街道を始めたのは良いが、だんだんと自宅から遠ざかってきた。
ともあれ年内の熊野街道は今日を最後にしておく。
年末年始、時間は取れるが近場のウォーキングを楽しむことにしよう。
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